2013-07-27

レオ・レオニ展

授業でAIとはなんぞや?という話をしたので、記憶が消えないうちに 書いときました

渋谷Bunkamuraでレオ・レオニ展が開催されていたので行ってきました。 レオ・レオニの絵本に使われた絵が簡単な紹介文とともに展示されている、普通の展覧会っぽい感じでした。

知らない作品に触れることができたのと、レオ・レオニの絵本が置いてあるブースがあって、興味をもった作品を改めて読み直せるのが良かったです。 ただ、レオ・レオニはやっぱり絵本で文章が付いているからこそ映える絵であって、美術品みたいに額縁に入れて飾られるのには合わないなーと思いました。 絵本の製作風景の写真とか下書きとかが見れるのかなーと少し期待していたんですが、そういうのはありませんでした。

写真撮影禁止だったので写真はありません。

ここにはかつてコメントが表示されていました

2013-07-12

ICPC国内予選

WFの話をまだ書いてないですが国内予選です。

@eagletmt,@draftcodeが引退してhaskell-loverは解散してしまったので、@tokoharu_sakura,@mikecat_mixcと新しくbinding.pryというチームを組みました。 結果。総合4位、大学別2位とかなり好成績でした。

@tokoharu_sakuraがアルゴリズムを供給しつつ、自分と@mikecat_mixcで交互に実装していく戦略。 mikecatさんがA,C,E、自分はB,Dを解きました。 mikecatさんの実装速度がやばい。思考の速さもやばい。

Fは方針が思いつかず、とりあえず全探索書くか→ジャッジデータ食わせてみる→R=60のケースで超遅い→怪しげなハッシュを使って、ハッシュ比較のみでsetにぶちこむとこまで実装→時間切れということをしていました。

国内予選はなんとかなったけど、アジア地区予選で足を引っ張るわけにも行かないので、それまで精進します。

ここにはかつてコメントが表示されていました

2013-07-10

映画情報

イベント情報 に映画情報をいくつか追加しました。今年の夏から秋にかけて、アニメ映画がえらい多いですね。

電子書籍の話。 現在、電子書籍はふつうDRMがかかっていて、販売元ごとに閲覧ソフトウェアが異なってロックインされていたり、他の人との間で本を貸し借りすることができなかったりと、 紙の本に比べてかなり不便になっています。 閲覧ソフトウェアにロックインされていると、アプリを横断した検索がない限りは特定の本をどの販売元から買ったか覚えておかないといけません。 貸し借りにいたっては、電子書籍で買った本を他人に薦めたいとき、その本をちょっと貸してあげて知識を共有するといった当たり前の行為すら不可能になっています。

最近の電子書籍界隈の話に特に詳しいわけでもないんですが、電子書籍のこういう欠陥を改善するような試みってないんでしょうか。 音楽と違って1冊が高いので完全なDRMフリーというわけにも行かないんでしょうが、せめてフォーマットを統一するとか、 期限付きで他の人にも購読権を与えられる仕組みを作るとか(どうせDBで一元管理してるんだろうし)してほしいものです。

こういう点が気持ち悪いので、現時点では自分はあまり積極的に電子書籍を買う気が起きないです(どうでもいい本なら何冊か買っているけど……)。

ここにはかつてコメントが表示されていました

2013-07-08

徃住先生の訃報

イベント情報 をちょっと更新しました。 ICPC WFの話は時間のあるときにまとめます(というと宣言しただけで満足してしまうおそれがあるので気をつけないといけない)。

ロシアから帰ってきてすぐ、 徃住先生の訃報 を知りました。 自分は直接的な関わりがあったわけではなく、徃住先生の担当されていた「認知科学」と「人間と情報システムの融合」という科目を受講していただけなのですが、 「認知科学」で聞いた内容はとても感銘を受けたことを覚えています。

「認知科学」では人工知能とフレーム問題の話から始まり、人間の認知に関する広範な話題を扱っていました。 その中で見た、人間の開頭手術中に脳に直接電気刺激を加え、言語野や運動野を選択的に麻痺させるという実験映像は記憶に残っています。 映像のショッキングさはもちろんですが、脳を直接触って機能を確かめるという、あまりにも直接的な方法が学問として成立していると言うことに驚きました。 (脳の実験というと、どうしても非人間的な人体実験というイメージがあったので……)

そもそも、認知科学という分野を知ったのもこの講義が最初でした。 自分の興味からすれば、遅かれ早かれこの分野には踏み込んでいたと思いますが 1、それでも最初に導いてくださった徃住先生には感謝しています。

事あるごとに、後輩には「認知科学」を取るように勧めていたのですが、徃住先生が倒れて講義がないということを今学期のはじめに知りました。 速やかなご回復を願っていたのですが、それもかなわず、本当に残念な気持ちでいっぱいです。

  1. 実際、今は小池研で脳機能関係の研究をしています。

ここにはかつてコメントが表示されていました