2022年振り返り

もう年が明けてしまったけど2022年を振り返る。

去年の振り返りを見るとブログをもうちょっと書こうとしていた雰囲気を感じるが、結局全然書いてない。そもそも2022年はあまりこれといった動きをしていない気がする。

オフィスが再開したので4月くらいから出社を始めたことは覚えている。家で仕事をしているとメリハリがつかずにダラダラと仕事をして自由時間を食いつぶしてしまうのと、昼食を自分で用意するのが面倒なことからオフィスで働いたほうがいいなと思った。コロナ前はどのフロアも人で埋まっているくらいだったのが、再開後はせいぜい10%~15%くらいの占有率で見るからに人は少ない。会社の方針としてリモートでの雇用を広げる方向に舵を切っていることも影響していると思う。


ゲーム。電子ゲームでは覚えてる限りで以下のゲームをプレイした。

  • ソフィーのアトリエ2
  • Slay the Spire
  • Understand(未クリア)
  • Elechead
  • Mini Metro
  • CrossCode

面白かったのはソフィー2、Slay the Spire、CrossCode。ソフィーのアトリエ2は感想記事も書いた。Slay the Spireは130時間くらいやって、SilentでAscension 20をクリアしたので一区切りしている。面白いけど頭を使うので長時間プレイはできない感じ。あとYouTubeで他の人のプレイ動画を見て50時間は溶かしている。CrossCodeはパズルとアクションの組み合わせ方が面白い。敵と戦闘が始まるとフィールドはそのままで動き回りながら戦闘をする、というシステムはずっと昔から自分もこういうシステムでポケモンができるといいなと思っていた(ポケスペの影響)もので、ゲームとして実装されているのを目の当たりにしてやられた!と思ってしまった。CrossCodeもちゃんとした感想記事書きたいね。

ボードゲームで新しくやったやつは以下。マーダーミステリーはオンラインでできるやつを他にもいくつかやったと思う。

最後の「殺しのエンジン―リスボン特急怪奇事件―」は英語の無料マダミスシナリオの和訳だけど、ストーリーもキャラクターの個性付けもとてもよく練られていてとても無料とは思えない。設定がとにかく重厚で、キャラを決めてからキャラシートを読む時間を丸1日取ってからプレイしたほど。日本語訳はところどころ変な箇所や読みにくい箇所があったりしたので自分は英語版も参照しながら読んだけど、日本語だけしか読んでない人もちゃんとプレイできていたので大きな瑕疵はないと思う。そもそもこの分量の、しかもクセの強いテキストを一人で和訳しているだけですごい……。

パズル・クイズ系。

逆紅クイズはとても面白かった。QuizKnockがやってるような変わり種クイズを自分でもプレイできるのが楽しい。QuizKnockからもMondoという1文字ずつ問題文を開けていくクイズが出てきたけど、これも楽しい。

5月くらいまでは競技パズルも結構やっていた。WPCの過去問を解いたり、各種パズルサイトで投稿問題を解いたりしていた。パズルを解くことに競技性をもたせること自体は面白いと思ったけど、上位層があまりにも厚くて超えられる気がせず、そもそもペンシルパズルを手段を問わずに速解きするというのも何か違うなと感じたのでフェードアウトしてしまった。その後で久しぶりにニコリを買ってパズルを解いたらやっぱり面白かったので、ペンシルパズルを解くこと自体は続けている。

あとは月例のハグル会をやったり、その流れでQuizKnockで見た変わり種クイズをみんなでやってみたりしていた。闇鍋クイズは面白かった。


本。漫画をいろいろ読んだが、HUNTER✕HUNTERが一番面白かった。面白すぎて既に3回くらい読み返している。10年以上も連載が止まっていたのに続きが熱望されるだけのことはあるなと思った。ストーリーの作り方がうまいのはもちろんのこと、ストーリーにちょっとでも深く関わってくるキャラはみんな独特の個性が付けられていて、全員が主役級の立ち回りをするのでサイドストーリーですら熱い。

「数字であそぼ。」も面白かった。京大(をモデルにした大学)の数学科を舞台にした「動物のお医者さん」という趣の漫画で、数学あるあるネタに共感したり、確かにこういうこと話してるなあという感慨があったりする。


勉強。細々と数学を進めている。関数空間は式の意味は分かるものの抽象的すぎていまいちピンと来ない状態になってしまったので、数学勉強会で流れてきた話題をつまみ食いしてトピック毎にちょっとずつ勉強するという形が多かった。覚えているものだと

  • ほとんどすべての方向への射影が測度0になるが、特定の方向への射影だけ正の測度をもつ集合→フラクタルの理論
  • 可算無限人の囚人の色当て
  • 超準解析とフィルター

あと、7月からは教科書を買って群論・環論の基礎をやり始めた。これも大学ではまったく触れていなかったが、流石に2年も数学の自習を続けているので勉強の進め方や議論の追い方はだいぶ分かるようになってきた。


旅行。クレジットカードのポイントが貯まっていたので、4月はPort Aransus(テキサス南東部の港町)に旅行した。港町だけあって魚がおいしかった。10月にはAustinの西にあるFredericksburgというドイツ移民由来の町に日帰りで行った。どうもこの町は空母ニミッツの名前の元となったチェスター・ニミッツの出身地らしく、それに関連してか第二次世界大戦資料館があったのだけど、この資料館がとてつもなく充実していて面白かった。世界がどのように第二次世界大戦へと突入していき、その中で各国が何を考えて何をしていたのかを細かく追っていく形の展示で、かなり客観性が高く密度も濃かった。

7月には日本の入国規制が緩和されていた(アメリカからなら陰性証明書の提示のみで隔離もなし)ので、2021年は一度も日本に行けなかったことだしと試しに日本に行ってみた。ついでにパンデミック:レガシー シーズン0をやった。

年末も日本で過ごそうと思っていたところ、11月末~12月くらいで海外旅行をしようという話になったのでオーストラリアのタスマニア島でロードトリップして、それから12月中は日本にいた。タスマニアは気候が穏やかだし、道路も走りやすくてとても良いところだった。酒も飯もうまいし自然もきれい。


趣味プログラミング。Pixiv Fanboxのダウンローダーを書いたくらいで、あんまり外に出すような成果は出ていない。月例ハグル会で使っているハグルでハグハグはHerokuの無料プラン廃止に伴って止まってしまったので、早急にFirebaseに移行したいと思っているもののモチベーションがうまく出なくて手を付けられていない。2023年はもっと積極的にアウトプットしていきたい。


2022年は総じて停滞していたように思う。こうやってまとめてみると意外といろいろやっているような気もするが、実際にはなんとなく元気が出なかったり、新しいことに手を出すのを億劫に感じたりして、自分で納得できる時間の使い方をしていたのは全体の20~30%程度だと思う。TwitterやYouTubeを眺めて無為に時間を過ごすことが多かった。2023年は精神面の調子を整えていきたい。