去年はいろいろあったものの、なんか面倒くさくて振り返り記事を書かなかった。2年ぶりの振り返り記事。
ゲーム。印象に残っているのはSteamではOxygen Not Included、Noita、Bombeあたり。Switchで遊んだのだとスーパードンキーコング、夢を見る島、知恵のかりもの。
Oxigen Not IncludedはFactorioのようなパイプライン作りの拡大再生産ゲーかと思いきや、拡大要素よりもコロニーをうまく維持するための戦略や時間経過とともに変化する状況に逐一対応していくという要素が強く、RTSっぽい印象だった。3月はほぼずっとプレイしていたけど、コロニーが破綻していくとリカバリーが難しい割にそうなるのがプレイ開始後数十時間経ってからというバランスが苦しくてどうもハマりきれなかった。DLCも出ていたけどそんな訳でプレイしていない。他人のプレイを見る分には楽しいので、ONI LABの動画をよく見ていた。
Noitaは去年@ahiruからプレゼントされたものの4層を突破できずに積んでいたところ、今年の大型アップデートをきっかけにニコニコで動画が増えていたのを見てまた始めた。いろいろ攻略情報を見て杖の組み方が分かったこともあり、一応ラスボスを倒すところまで進むことはできた。とはいえやはりむずい。クリアまでは80時間くらいかかった。前から思っていたけどローグライトもあんまり好みに合わない。謎解き要素も多いようなので自力で解明してみたくはあったけど、ゲーム部分が難しいので諦めて動画ばかり見ている。プログラムっぽいメカニズムで好きな杖を作れるシステム自体は好きなので見ている分にはかなり楽しい。反面教師のNoitaシリーズと葵ちゃん、魔女になるってよシリーズが面白い。
Bombeはマインスイーパーの推論規則を作って全自動で大量の問題を解くゲーム。作った推論規則が正しいかどうかはz3で判定されており、間違った規則はそもそも登録できない。なかなかストイックなゲームだけど結構面白い。
SwitchではNintendo Switch Onlineで昔のゲームをいくつかやっていた。スーパードンキーコングはRTAやTASでちょいちょい見るのでせっかくだしやってみようと思ってプレイした。隠し要素のコンプまではしていないものの、一通りクリアはできた。ちょっと操作性にクセを感じるけど、現代のゲームと比べても遜色ない面白さでさすが名作と言われるだけのことはある。夢を見る島もバグ技でよく見るやつ。システムが不思議な木の実とほぼ同じでびっくりした。
年末は時間が取れることだしFactorioのDLCであるSpace Ageをやろうと思っていたけど、@shibafu528に突然送りつけられた「マクスウェルのパズルな悪魔」にハマってしまい進められていない。マクスウェルは普通にパズルが難しい。ステージセレクトでのメタパズルがゲーム性に組み込まれているので完全に慣れた人を狙いにいっているゲームだなと思う。現時点でワールド3までクリアしたものの、EX面はひとつも到達できていない。
旅行。去年車を買ったこともあり、ほぼ毎月どこかしらに遊びに行っていた。2~3ヶ月おきにmikutter界隈の人たちと温泉旅行に行ったり、旧Indeed同期と旅行に行ったり。雪が降る前にということで11月末に突貫で行った那須高原がとてもよかった。@ahiruが書いた旅行記にも書いてあるが、東急バケーションズ那須のロッジハウスの雰囲気がよく、1泊で出るのがもったいなかった。いつか大人数で合宿したい。
11月頭に1週間くらいかけて行った北陸旅でようやく長めのドライブ旅ができた。今まではだいたい2泊3日くらいでまとめちゃっていたからね……。適当に走るだけで楽しいが、事前の計画をあまり練っていなかったので行き当たりばったり気味になってしまったのが少し残念。走り回るならそれだけを目的にひたすら遠くに目的地を設定したほうがいいかも。夏の間に青森に行きたいと思っていたけど結局行っていないし、来年こそはちゃんと長距離走るだけのような旅行をしたい。
プログラミング。去年の10月末からgoooodsという卸売ECプラットフォームのスタートアップで働いており、今年の6月に正社員として入社した。サービスインしてから2年と短いので会社規模も小さく、やることがいろいろあって楽しい。
仕事をやめて帰国してからはしばらく遊ぶつもりでいて、実際半年くらいはゲームをしたり数学や哲学の勉強をしたり旅行したりして割と楽しかったんだけど、プログラミングをするとなると楽しい問題は仕事をしないと降ってこないなということに気がついた。そんなときに@daimatzさんに声を掛けられて、タイミングがちょうど良かったので去年の10月末から業務委託として働いており、今年の6月に正社員として正式に入社した。実際にプログラミングをやるネタには困らなくなったので目論見通りではあるものの、やっぱりまとまった時間が取りにくくなったり、仕事した後は疲れて他のことをやる気がなくなったりもするので一長一短でもある。まあこのバランス問題は一生解決しないんだろうな。
個人プロジェクトとしては、去年の年末から今年の初めにかけてChatGPTを使ったMastodon botの@teobotを作った(簡易的な説明書)。自分では主にプログラミング関連の質問を投げる先として使っている。まああまり真面目な質問をする先としては設計していないし、使われ方を見るとChatGPTがギリギリ答えられなさそうな知識を聞いておちょくっているのが多い。春頃に画像生成機能も実装したけど、設計の制約上bot自身が生成させた画像の内容を見られないとか、コンテキストがうまく保持できないとか、Dalle-Eのフィルタによって固有名詞系の指示が落とされてしまうといった問題が重なった結果、ひたすらガチャを回し続けられるような面白くない使い方をされることが非常に多かったのでクレジットが切れたのを期にサポートをやめた。もうちょっと会話を楽しみながらアクセントとして画像を生成するような使い方をしたいんだけど、いい案が思いつかないので塩漬けになっている。
個人プロジェクトとして温めているネタは他にもいくつかあるんだけど、どれも腰を据えてとりかかることができないでいる。脳のメモリが減ってきていて雑に思いついたアイデアを実装するのが面倒になってきているような気がする。ちょっとやり方を変えて細かくアウトプットする方法に慣れた方がいい気がしてきている。何かと費用対効果を考えて手が止まってしまいがちだけど、とりあえず何かが動けば楽しいというかつての気持ちを取り戻したい。
買い物。食洗機を導入した。パナソニックのNP-TA5というモデルで、賃貸のシンク台は小さいので上に置くことは難しく、結局シンク脇に置いてあった冷蔵庫を動かして置き場所を捻出した。ファミリー向けと銘打ってはいるものの、現実の食器はカゴの設計通りにぴったりとはまらないので、1人分を毎日回すくらいの使用頻度でちょうど良く感じる。料理をしたあとの洗い物を考えずに色々作れるのはかなり楽でよい。
久しぶりにずっと日本で過ごした1年だったけど、相変わらず思ったように動けていないなあという気がする1年だった。アウトプットが少ないから満足感も足りてないのかなあ。なんか毎年言ってるような気もするが、来年はアウトプットを増やしていきたい。